こんにちは。
学童のお迎えで、保育園からの娘の
友だちママに会いました。
彼女の子は１年１組、うちは１年３組。
学校はもう慣れた？
担任の先生はどう？
という話になり。
「１組の先生、やさしいし、
ベテランみたいだから良かった！
うちの子も好きみたいだよ」
と彼女。
「でも、２組の先生は厳しいみたいだね～。
〇〇ちゃん（同じ保育園卒の子）のママが言ってた」
…そう、もっぱら「厳しい」と評判に
なってる、２組のH先生。
実は上の息子が２年生のときの担任でした。
２年生のときも、もちろん厳しいと
保護者から言われていた。
でも、私はH先生が好きだった。
１年２組はH先生でラッキーだと思う。
これで１年間安泰だもの。
・・・・
「学校は担任次第」
先輩ママに言われた言葉。
たしかにそのとおりと思っています。
息子が１年生のとき、
担任は新卒の女の先生でした。
若い女性で、やさしそうだからよかった。
まだまだ幼い１年生の子供には安心だ。
そう思っていましたが…
…先生というのは、やさしいだけでは
ダメなのだ、ということを
まざまざ見せつけられた１年でした。
とくに１年生は、まだ動物に近い^^;
締めるところはピシッと締めないと、
みな先生の言うことを全然聞かない。
授業中に立ち歩き、騒ぎ、授業になっていない…
月１回、土曜授業があり、
その日は自由に見学できるのですが、
１年生の他のクラスはどこも静かなのに、
うちのクラスだけ子どもの声がきゃーきゃー…
授業が終わった後も、子どもたちが
廊下やらトイレやらに出て戻ってこず、
いっこうに全員が席につかないので、
帰りの挨拶ができない。
とっくに他のクラスは帰っているのに、
うちだけずっと保護者も廊下で待ったまま…
ということがよくありました。
・・・・
新卒で経験がないこともあり、
怒るに怒れなかったのでしょう。
以前の記事にも出てきた、ベテランの小学校教師の方は、
「１年生は一番大変な学年なので、
新卒の先生が担当するのはありえない」
と言っていました。
（今思うと、着任早々任された先生もかわいそうでした…）
２学期になる頃には全く収集がつかなくなり、
学習指導の先生という補佐の先生が
２人も付きました。
…そして、同じクラスで２年生に持ち上がり、
担任になったのが、H先生。
ベテランの女の先生でしたが、
いきなりクラスがぴりっと締まりました。
息子もよく怒られていたようです。
しかし、授業はちゃんと進む。
子供同士のトラブルもしっかりおさめてくれる。
こちらの記事にも出てきますが、
usacomam.hatenablog.com
個人面談のとき、
「うちの息子がお騒がせしているのでは…」
と恐縮しながら謝ると、
「たしかに、騒いでいることはありますが、
大丈夫です。
学校内のことは私の方でしっかりやりますので」
と言って微笑んでくれたのが、
とても頼もしく映ったのを覚えています。
H先生はたしかに厳しいのですが、
その場でバシッと𠮟り、引きずることはない
先生でした。
息子も、「先生けっこうおもしろいこと言うんだよ」
と言っていました。
また、子供の良いところもよく見てくれていた。
１年の例の先生の個人面談では
息子の批判しかされませんでしたが…
（今思うと、先生も一杯一杯だったのだろう）
H先生は逆に良いところばかり伝えてくれた。
問題のある所は「私が何とかします」と
請け負ってくれました。
１年間、本当に何も起こらず終わりました。
担任によってこんなに違うものなのかと…
その後、３年生の担任はまたやさしい甘い先生で。
最初は良かったのですが、２学期からやっぱり
収集がつかなくなり…
・・・・
やさしい、甘い先生は、たしかに最初は良いのです。
けれども、やさしいだけだと、
途中で必ずクラスがバラバラになってくる。
一度「この人は甘い」と思うと、
子供は的確になめてくるもの…
厳しいくらいの先生の方がありがたい。
さらに厳しい中に愛のある先生だと最高です。
・・・・
「２組はたしかに今は厳しくて、
もっとやさしい先生が良かったと思うかもだけど。
１年たったら、この先生でよかったと
きっと思うよ」
冒頭のママ友にそう言ったのでした。
